二級建築士に独学で合格したときの学科の勉強方法を全部まとめてみました。全部書きます。

二級建築士の試験を独学で勉強し、合格しました。

勉強しているときは学校に行った方が良いとは思っていても学費や生活のことなど考えると難しかったです。
(結婚して家族もいるので、お金や家族の時間も必要でした。)

仕事が終わって帰るのが21時すぎだったので、勉強はほとんど夜中がメインでした。

独学ですと、自分でスケジュールなど計画を立てたりして勉強していましたが効率なんて言ったらすごく悪いやり方だったと思います。
今日はこれやろうとか、ここまでやらなきゃとか、何の根拠もなく進めてた思い出があります。

ネットを見て、よくある「独学で合格しました!!」っていう勉強ブログを見ていろいろ調べたりしてはいましたが、結局書いてあることは正直自分には為にならなかったです。

よく多いのは過去問をどのくらいやりました。とか何年分やったとか。
知りたいのはその先かな。って、、、。
ひどいのは二級建築士の合格率とか受験者数とか、受験資格の話から始まって大事な話は短くまとめて終わりっていう。

なので、僕がしてた勉強をとりあえず書いていこうかなと思います。

学科試験の過去問勉強方法

過去問が大事なのはすごくわかるけど、ただ問題を解いてるだけでは合格は難しいと思います。

もちろんそうじゃない人もいるかもしれないけれど、点数が高い人は「ただ問題を解く」ことをしていないと思います。

僕は学科試験を2回落ちました。

そのときは過去問をほぼ完ぺきに解いて、自身満々で試験を受けたのに不合格でした。

二回とも6割程度しか正解していなくて、そのときに今までの勉強方法では難しいと思いました。

合格したときに行ったのは、同じ過去問でも、違った見方をして1問1問解いてみました。

問題は、「誤っているのはどれか」という形式で出題されるので当然その問題を見つけることをするのですが、それ以外の誤っていない問題はどうなのか。という方に力を入れて解いてみました。

実はこれが大事なんじゃないかなと。

試験は過去の問題を少し文言を変えたりして出題されます。

自分だったたらこの問題をどういう風に出題するかな。とオリジナル問題と言ったら大袈裟かもしれませんが、出題者の気持ちでひっかけポイントを探すようになりました。

1問で複数の問題を学習できるようになり、1つの問題から多くの情報を暗記し、ここややこしいなというところは、語句や言い方、数字を変えて出題したいなって。きっと思うんじゃないか。とか勝手に考えて勉強をしていました。

でも自然とそれが記憶の定着につながっていったのを覚えています。

記憶はシーンや情景で暗記すると覚えるといいますが、まさにその自分で考えた問題が頭に残っていることが多かったです。

一通り問題を解いていくと、今度はそれを誰かに説明するように勉強を始めました。

もちろん心の中でですが(笑)

構造の計算問題などは、先生になったような感覚でやっているとなぜこの問題がこうなったのか。がすごく理解できます。というかそれができないと新規の問題に対応できないと思います。

法規は満点をとれる。その為には?続きが知りたいのに

法規は満点を取れます!これも調べていてすごく多かったです。

時間との勝負、法令集の早引きは当たり前ですが、本番でより確実に点数を伸ばす方法。

僕は法規はある程度暗記の問題だと考えていました。

答え合わせに法令集を見る。この繰り返しで普段勉強していました。

法規もけっきょくはどこを誤っている部分にして問題を出すか。という形式なのは他と変わらないので本番でも全問題の法令集を引いてはいません。

ここ怪しいなと、思う部分を中心に法令集を確認し、あとは見直しの時間を利用してチェックをしていきました。

最初に受けたときはほんとに時間がきつかったのを覚えているので、法規は暗記。くらいの気持ちが自分にはよかった勉強方法でした。

法規の問題文というか、法令集の言い方は正直堅苦しく書いているので、それがストレスでした。

つまりなにが言いたいの?みたいな(笑)

だからこれはダメ!でもこうしたらOK!みたいな感じでまとめると長々とした文を暗記するより楽です。自分で簡潔に崩す攻め方が少ない勉強時間で暗記できるコツだと思います。

勉強で使用した参考書(一般販売のみです。)

僕が勉強で使用していた参考書は1冊です。過去問は2冊です。

参考書はこの1冊のみです。

本当に大切な部分がまとまっていて、理解しやすかったです。

補足はネットで調べれば十分なので大まかな分野別でまとめていくのに使用しました。

頭の中の整理用です。書き込んだりマーカーなどボロボロになるくらい使いました。


2級建築士過去問題集チャレンジ7 令和6年度版
過去問は日建学院の7年分メインに使用しま

過去問は日建学院の7年分メインに使用しました。

解説がすごく見やすかったのがおすすめです。

問題文のすぐ横、すぐ下に解説があるので別ページを見開いて問題を見比べる手間がはぶけたのが良かったです。

すぐ答え見てしまうのは我慢が必要です。


令和7年度版 2級建築士試験 学科 過去問スーパー7

サブで総合資格の過去問を使いました。

個人的に日建との違いで解説の考え方が知りたかったので購入しました。

日建に比べてコンパクトなのでサイズ感が好みな人が多いみたいです。

まとめ

学科試験の内容を簡単にですが、まとめました。

限られた時間での勉強なので効率よくできるよう参考になれば幸いです。

製図も学校へ行かずに自分で調べて勉強していました。

製図の勉強内容についても、今後まとめていこうと思っています。

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