木造軸組工法の設計に関する一級建築士の過去問題【構造】独学勉強法

構造

一級建築士の過去問、木造軸組工法の設計に関する過去問題を学習していきたいと思います。

自分なりの解釈や暗記で覚えておくと、学習しやすいのでおススメです。

  • 木造軸工法の設計に関する過去問題について(例)R3/過去問題
  • 正解の解答/解説について
  • 各解答の解説/理解について
  • まとめ

木造軸組工法の設計に関する過去問題について(例)R3/過去問題

木造軸組工法による建築物の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.片面に同じ構造用合板を2枚重ねて釘打ちした耐力壁の倍率を、その構造用合板を1枚で用いたときの耐力壁の2倍とした。

2.軸組みに方づえを設けて水平力に抵抗させることとしたので、柱が先行破壊しないことを確認した。

3.圧縮力と引張力の両方を負担する筋かいとして、厚さ3㎝、幅9㎝の木材を使用した。

4.地上3階建ての建築物において、構造耐力上主要な1階の柱の小径は、13.5㎝を下回らないようにした。

※出典 R03/一級建築士・構造問10より 正解1

正解の解答/解説について

両面に同じ構造用合板を1枚ずつ釘打ちした場合は可能だが、片面では2倍とすることはできない。

問題のポイント傾向としては、両面⇔片面・2倍なのかどうか。というところだと思います。

ここを注意してれば、ひっかけ対策は問題ないです。

各解答の解説/理解について

2は方づえについて。ポイントは先行破壊の注意と水平力に抵抗という部分のみ。

方づえ、水平、柱先行で暗記しましょう。

3.圧縮/引張に関する筋交いの問題。主に数字の部分にひっかけ注意です。

引張を負担→厚1.5㎝、幅9㎝以上。

圧縮力を負担→厚3㎝以上、幅9㎝以上の木材を使用するよう定められている。

4.階数と数値に注意。階数が2を超える建築物(地階は除かれる。)

柱の小径が13.5㎝を下回らないようにする。

2を超えるなので2階も含まれることや3階や4階などと出題されて迷わせる問題がだと思います。

まとめ

数値のひっかけや難しい語句に注意なので、重要ポイントで覚えてまとめましょう。

過去問を解いててこれとは別のひっかけ問題などあれば自分なりに追加してまとめていくと自分ノートが出来てくるのでまとめ方におススメです。

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